
第4回令和御造営大神山神社奥宮屋根修繕特別拝観
国指定重要文化財
末社下山神社屋根修繕特別拝観
令和7年 9月26日(金)・27日(土)
10:00 / 11:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00
拝観無料

開催要項
- 会場
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大神山神社奥宮(鳥取県西伯郡大山町大山1)
- 定員
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各回 25 名 ※先着順
- 駐車場
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大山博労座駐車場(大山町大山博労座40-1他)
- 拝観受付
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奥宮本殿正面受付(駐車場から徒歩20分程)
- 後援
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大山町
特別拝観空き状況
10:00 | 11:00 | 13:00 | 14:00 | 15:00 | |
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9月26日(金) | |||||
9月27日(土) |
※ ○:空きあり △:残りわずか ×:満員
申込方法【令和7年9月18(木)~9月24日(水)】
申込フォームへ転送します
必須項目を全てご入力下さい(高所での拝観の為、保険に加入します)
送信ボタンを押してください
神社より確定のメールをお送り致しますのでご確認ください
大神山神社本社(0859-27-2345)へお問い合わせ下さい
特別拝観概要

大神山神社奥宮末社・下山神社(しもやまじんじゃ)は中国地方最高峰「大山」にある歴史ある神社です。
津和野藩の領主・亀井隠岐守矩賢公の深い信仰により再建されました。
令和4年の大神山神社奥宮仮殿遷座祭から本格的に着工した令和御造営大神山神社奥宮並び末社下山神社社殿修造工事事業は、まず昨年10月の奥宮本殿遷座祭を以て奥宮の造営工事が無事竣工。
その間御仮殿として3年間工事期間中、奥宮の御神体を奉安しておりました下山神社がいよいよ工事となりました。
奥宮本殿遷座祭と同時に下山神社の仮殿遷座祭も齋行。大山の長い冬を越え、雪融けを待っての工事は順調に進み、本年度予定の屋根全面葺替えがほぼ終了の見込みとなりました。
昨年まで3ヵ年、奥宮屋根修繕特別拝観を実施してまいりましたが、いずれも「屋根葺替え中」の模様を皆様にご覧頂きました
今回は「全面葺き上がった直後の屋根」をご覧頂きたく企画致しました
奥宮とともに国指定重要文化財であり、日本の伝統的な社寺建築の美しさを現代に伝えています。特に屋根は複雑な構造を持ち、社殿の美しさがさらに際立ちます。
令和御造営大神山神社奥宮修繕事業一般公開の結びとなります今回、初めての方の方は勿論、過去奥宮屋根修繕特別拝観をご覧頂いた方にも新たな発見をしていただけることでしょう。
初秋の大山に是非お越しいただき、壮麗な日本社寺建築の妙技をお近くでご覧下さいますようご案内申し上げます。
令和7年 夏
大山本社 大神山神社
下山神社について

御祭神:下山大明神(渡邊照政命)
下山神社の創建は元徳2年(1330)、当時の備中郡司である渡邊日向守の一子、渡邊照政が日頃から信仰する大神山神社参拝後不慮の死を遂げた為、照政の神霊を勧請して祠を建立したのが始まりと伝えられています。当初は大山の麓にある下山の地に鎮座し「下山善神」と称していましたが、霊夢で御告げがあり現在地に遷座しました。歴代の領主や周辺の武将から崇敬され、特に津和野藩8代藩主亀井隠岐守矩貴が篤く庇護し文化2年(1805)には現在の社殿を再建しています。
社殿は複雑な屋根を持ち、拝殿(入母屋、檜皮葺、妻入、桁行2間、外壁は真壁造、素木板張、左右には入母屋、檜皮葺、平入、桁行1間の翼廊付)、石の間(幣殿:天井には草花の絵画)、本殿(一間社、入母屋、檜皮葺、平入)が一体として建てられた八棟権現造で檜皮葺、正面には1間唐破風向拝が付いています。下山神社社殿は江戸時代後期の社殿建築の遺構で意匠的も大変優れて貴重な事から昭和63年(1978)に国指定重要文化財に指定されています。
拝観内容

葺替え直後の屋根の輝きは正に金色
独特な形状を持つ屋根の周りを、工事用足場を使ってご覧いただきます
迫力ある直線・高い技術が用いられた曲線などそれぞれの美しさを間近でご覧下さい

下山神社の屋根葺技法である杮(こけら)葺き。職人が1枚1枚手で板を割ります。日本が誇る伝統建の技。是非間近でご覧下さい

今回初めて「金物」の解説・実演を予定しております。
神社装飾に欠かせない金物。高い技術で美しい紋様が出来る様をご覧下さい

現在修復中の天井絵、その一部を展示致します。
普段は大変高い場所にある天井絵。近くでご覧頂く機会は他にはありません。是非ご覧下さい

下山神社内部の天井絵は伝統的な日本画の材料や技法を用いて描かれた絵画です。天然の鉱物等から作られる岩絵具や樹木から採取する漆など伝統的な彩色の材料を紹介します
拝観記念

下山神社屋根ご用材『こけら板』
下山神社屋根曲線部に葺かれた扇型の杉材を
拝観の記念にお頒ちいたします
家内堅固の縁起物としてお持ち帰りください
会場アクセス

拝観にあたっての注意事項
【禁止事項・拝観条件等】
・火気の使用や危険物の持ち込み ・喫煙飲食酒気帯び ・ペットなどの動物持ちこみ ・社殿に触れたり傷つける行為
・工事現場内では係員の指示に従って下さい
・禁止事項拝観条件に反して生じた事故・神社に帰責事由のないトラブルについては一切の責任を負いかねます
・天候や工事の関係その他神社の判断によりやむを得ず拝観を中止する場合がございます
【雨天の場合】
・雨天でも実施致します ・台風接近や大雨暴風などの警報が発令された場合は安全上中止させていただきます
【服装について】
社殿は信仰上特別な場所であります
下記服装は拝観不可です
Tシャツ・ジーンズ・ジャージ・半ズボン・短いスカート・サンダル・スリッパ・ハイヒール等
ご拝観お待ちしております
令和7年 夏
大山本社 大神山神社